ちょっと一息〜健康コラム
ちょっと一息〜健康コラム
文書作成日:2019/07/05


 かつては、身体に悪い影響をもたらすと悪者にされてきた油ですが、近年では油によってさまざまな効果があることもわかっています。今回は、健康づくりに役立つ油の選び方についてご紹介します。




 油は、乳製品や肉、ココナッツミルクなどに含まれる「飽和脂肪酸」と、植物油や魚に含まれる「不飽和脂肪酸」に分けることができます。「不飽和脂肪酸」のなかには、オメガ9、オメガ6、オメガ3があります。「飽和脂肪酸」とオメガ9は身体でつくることができますが、オメガ6と3は体内でつくることができず、食品から摂るしかない必須脂肪酸です。





 厚生労働省では、オメガ6とオメガ3を摂取する比率はおおよそ4:1を推奨しています。それは、オメガ6が血液を凝固させたり、炎症を促進する一方で、オメガ3が血液を固まりにくくさせたり、炎症を抑えたりと、真逆の働きをするためです。どちらかが過剰になると血液が固まりやすくなったり、またはサラサラになりすぎたりして、さまざまな病気を招くことになります。
 現代では、日本人が食べる魚の量が減ってきたことから、オメガ3の摂取量が極端に少ない傾向にあるため、エゴマ油やアマニ油などで積極的に補うことをすすめられています。ただ、オメガ3を多く含むエゴマ油やアマニ油は、熱に弱いため、摂取する時はサラダや冷やっこにかけるなど、生で摂るようにしましょう。




 油は種類だけでなく、その製造法によっても、健康面に大きな影響を与えます。たとえば、同じゴマ油やオリーブオイルでも、その油が化学溶剤によって抽出されたのか、低温圧搾(コールドプレス)されたものかによって、まったく別物になってしまいます。化学的な物質によって抽出されたものは、安価で油を製造できるため、多くの油に使われている製造法ですが、より安全なものをと考えるなら、昔からの製法である圧搾されたものをおすすめします。
 また、保存状態についても、油は酸化しやすい食品なので、遮光性のある色付きの瓶が安心です。プラスチックボトルは環境ホルモンの影響も考えられるため、注意が必要です。健康に良い油というのは、極端に安く製造できないもの。それなりの価格帯のものの中から選ぶことも大切です。


 何気なく使っている油も、健康面に留意して選ぶことで、体調や肌の調子なども変わってくるはずです。こだわりの油選びは、食生活をよりいっそう健康で豊かなものにしてくれることでしょう。

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
 本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。


お問合せ
グラビス税理士法人
〒530-0016
大阪市北区中崎3丁目1番20号
TEL:06-6376-2751
FAX:06-6376-2750
メールでのお問合せ
 
 
イクラちゃんねるバナー